キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

修理屋の独り言!

元々はオールドリールの修復がメインでした。

そのうち、「このリール出来ないか?」と新しいリールが持ち込まれるようになって、更に今の様な何でもありのスタイルになります。

ですから、旧いリールの修理は得意です。

 

昔のリールは構造が簡素でパーツ点数も少なく、故に故障も殆どない。

使うほどに馴染んでいくリールも多く、今のように使うほど落ちて行くなんて事は無かった。

潮目が変わったのが80年代の中ごろ。

大量消費時代が到来。

釣具に軽さを求めるようになり、樹脂パーツが多く使われだす。

この頃からリールに長期の耐久性が無くなってくる。

軽さ、飛び、滑らかさは抜群!

しかし、それらは数年も使い込めばギクシャクしてくる。

 

90年代末くらいからボールベアリングの個数競争が激化。

1台に10個のベアリングが普通になってくる。

それらは未知の滑らかさと回転を生み出す。

しかし、長年の使用には耐えられない設計になっている。

そんなモヤモヤがここ数年ずっと頭の中にある。

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