旧いオービス50Aと言うインスプールリール。
このリール、手作りでして、組み上げる際、職人が一つ一つパーツを削ったり調整しながら組みます。
おおよそ50年近く前のリールなのでパーツの均一性が低く、更にこのリール、イタリア製。(/・ω・)/
よって、同じリールのパーツでも微妙に異なります。
画像のリール、ごらんの通り、ベイルとハンドルが何回転かに1回接触します。
恐らくベイルの径が少し大きいかと。
ラインローラー側はロウ付けで固定してあるので、長さが適当な感ぢデス。
アップ!
ハンドル10回転に1回くらいの割合でハンドル内側とベイルが接触。
そのたびにカツカツと音が出ます。
流石にこのまま使うとなると、気になって釣りどころぢゃない。
ベイルを取り外して曲げて修正を試みます。
しかし、わずかでも曲げるとベイルの返りに影響が出てしまい戻らなくなります。
ロウ付け組みなので分解しての修正も不可。
という訳で、ベイルの修正案は失敗に終わりました・・・・・
・・・・・( ゚д゚)ハッ!
何もベイルを修正しなくても、ベイルとハンドルが接触しなければ良いんです!
ハンドルのねじ込み部分に1.5ミリ厚のバネワッシャーを挟みました。
コレでベイルとハンドルの間に1.5ミリほどの隙間が出来マス。
1.5ミリあれば非接触にするには十分な隙間デス。
ところで、何でバネワッシャーかと言うと、ハンドルに常に一定のテンションが掛かりゆるみ止めの効果があるからデス。
ハンドルは外側に1.5ミリはみ出しましたが、その程度なら殆ど影響なし。
今回も何とか乗り切る事が出来ました!(/・ω・)/
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