キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

フライで狙うこと。

昨年の春から始めたバスのフライフィッシング

もう1年半ほどやってます。

結構な頻度で行っているので、サンデー釣り師の倍くらいはやったと思います。

キャストなども自在とはいきませんが何とか形になってきましたし、釣った魚もソコソコです。

 

フライでバス釣りを始めた理由は、”ルアーでは釣れないバスが釣れるかも知れない”でした。

で、ルアー釣りと並行してややフライに重きを置いてやり続けてきました。

結論として、”バスは別にフライで狙う必要は無い”デス。

キャスト出来る場所に制限があり、少しでも深い所を狙うとなると容易ではない。

ルアーと比べるとどうしても狙えない死角が多すぎる。

特に縦ストラクチャーなんかは絶望的。

濁った場所では効果がかなり落ちる。

ルアーに比べて魚に気づかれない事も多い。

大きいサイヅや重い物はキャストが難しい。

 

ボートやフローターからやればキャストに関しては制限がなくなります。

かと言って、手返しや取り込み時の手際の悪さもあってルアーよりも優位とは言えない。

アピール力でもルアーに負けてしまう。

魚がスレているとしてもライトリグの方が釣れる。

 

 

 

フライフィッシングの最大の難関はキャスト。

誰でもココで必ず躓きます。

教えてくれる人が居たとしても、やはりルアーに比べて練度が必要です。

入門書には「キャスティングなんて簡単!」「コツを掴めば誰でもスグに出来るようになる!」などと大嘘を書き立てている。

ある程度キャストできるようになっても、今度はラインの取り扱いに頭を悩ませる。

ラインシステムが面倒、フライの引き方、使い方が今一つわからない。

そりゃ普及しない訳です。

 

ただ、魚を釣るという事ではイマイチでも、ゲーム性を見ると面白い。

手際よくない分、1回のキャスティングがルアー釣りの2投分、3投分になる。

キャストの中で考える事が非常に多くなる。

ルアーだと何も考えずにキャスト出来る事がフライは常に頭を使う。

入れ食いの状況になっても、フライは全ての動作に時間が掛かるため、ルアーと比べて自然と釣果は落ちてしまう。

リールを巻いて取り込むのではなく、ラインを手繰り寄せて取り込む。

コレだけでも考える事は多いと思う。

 

どうでもいい数の魚を釣って、並べて写真撮っている方々には是非フライフィッシングをやってもらいたいと思う。

釣れる魚を釣れるだけ釣っていると、この先、本当に魚が釣れなくなる。

1匹の重みを感じて、ソコに面白さを見いだせれば無駄な数釣りはしなくて済む。

魚族の保護と言う点でもフライフィッシングの普及は必要不可欠ぢゃないかな?

フライフィッシングをどうやったらもっと楽しめるのか、面白いのかを追求する事が今後の課題です。

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