やはりと言うか釣りを題材にした漫画が増えてきました。
放課後ていぼう日誌やスローループがアニメ化され、巷の釣りブームも手伝っている感ぢデス。
しかも、主人公をヲンナにすると言うキッチリと狙った設定なんですヨ。
釣りって古くはガキやオッサンの趣味でした。
ソコに徐々に女性が進出しだしたのはわりと最近です。
昔から釣りをやる女性は居たモノの、多くはオトコにくっついてくる感ぢでした。
今は女子だけの釣りクラブも存在して、オトコ顔負けの釣りキチ女子も居ますヨ。
女子高生設定はかなり狙っている部分ですが、OLやキャバ嬢なんてのも。(笑)
そして、釣った魚を食べる事。
釣りの王道設定です。
他に共通点として、作者は釣りはするけど、釣り自体あまり詳しくないコト。
コレは決して悪い事ぢゃなく、妙に詳しいやつがリアルな設定を考えるより、素人が自由な発想で描く方が面白い物が出来るんです。
漫画なんて所詮フィクションですから、リアルよりもあり得ないドラマティックが絶対に面白い。
野球漫画、男どアホウ甲子園に、”大阪城の隣に甲子園が見える”と言う一説があります。※原作 佐々木守 漫画 水島新司
コレは原作の佐々木守が原稿に書いてあった言葉。
それがどうしても腑に落ちない水島新司が、「先生は甲子園が大阪にあると思ってません？」
と、尋ねたところ、「えっ？大阪にないの？」と逆に聞かれたそうです。
佐々木守は原作の依頼が来てから、野球入門を読んでルールを知ったと言うツワモノでした。(笑)
それまで、現実の野球ルールに縛られていた自分を猛反省、野球を知らないからこそ、アレだけ自由な発想で物語やキャラクターを書けるんだと、漫画家におけるイマヂネーションの大切さを痛感したそうです。
とか、感心しながら、「こんな野球知らない人は初めて見た」とも言ってます。(笑)
結局のところ、漫画にリアルなど必要なく面白ければ良いという事。
内容に、コレはおかしいとか突っ込むなど野暮です。
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