ABU社はリール以外にもロッドやルアーなども販売していました。
リールは完全に自社生産でしたが、ロッドは英国のルアーは米国のメーカーのOEMでした。
ルアーに関してはプラグ系がアメリカ、スプーンなどの金属系はシンガポール製です。
ABU社のプラグで有名なのがミノープラグのキラー。
コレには前期と後期がありまして、前期はダイワのロビン似でした。
後期のモノは見た目で判るレーベル製。（プラスチックリサーチ社）
かつて、銀山湖で大型イワナを連発したと言われているのが、初期のキラーです。
ただ、動きらしい動きに乏しく、ホントにこんなので釣れたのか？と言う疑問すら出てきます。
現在だとI字系と呼ばれるタイプになりますが、当時の人にソレは理解出来なかったと。
ルアー黎明期の話ですから、ルアーに全くスレていないイワナだったからぢゃないかと。
後にレーベルミノーのOEMになり、アクションも良くなります。
このタイプでも相当なイワナが釣りあげられたようです。
バスにも効果があって、当時の本にはバス用として掲載されていたこともありました。
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