キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

ヘドン/スーパーソニック!

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スーパーソニックは70年代のバス釣り黎明期に確かな足跡を残しました。
当時、芦ノ湖では黄色いスーパーソニックさえ投げておけばバスは釣れると言われたほどです。
まぢで、キャストしてただ巻きでバスが次々にヒットしたそうです。
あまりの人気にスーパーソニックが足りなくて、代わりにマンヅのリトルヂョーヂを使っていたのが故・西山徹氏です。
その後、ソニックタイプと言うコトバまで現れました。
スーパーソニックが発売されたのは結構古く、1957年の事。
その頃のバイブレーションと言えばピコパーチやヴァイウーヴギでした。
 
 

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スーパーソニックはシリーヅ中で一番大きいサイヅ。
それでも10g程度と軽いんです。
現代のバイブレーションプラグの主流は20g前後なのでかなり軽量。
ただそれは、当時の日本のタックル事情に大いに関係がありました。
ベイトリールは高根の花で、もっぱらルアー釣りに使われたのはスピニングかクローヅドフェイス(スピンキャスト)。
ロッドも柔らかめでスーパーソニック程度のモノが非常に使いやすかったんです。
その後、ラトルが発明されて、ラトルトラップやラトリンスポットが大流行します。
80年代に、スーパーソニックにもラトル入りが登場します。
 
 

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ちなみに復刻モノが現在も入手可能です。
日本製のバイブレーションと比べると軽くて飛ばないイメーヂですが、逆に現代の高性能タックルだと結構な飛距離が出せそうです。
バイブレーションプラグは古いものでも新しいモノでも動きに大差はないデス。
逆に小振りのスーパーソニックは現代の釣り事情に合っていると考えられます。
リグやフックが旧式で不安なら、スプリットリング付けて、日本製のレーザー研磨フックに交換すれば良いかと。
個人的には古いままでも十分な釣果を得る事が出来てます。
 
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