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巷には都市伝説と思しき怪しげな情報が無数に飛び交っていますね。
で、実際に試してみても効果がないことが殆ど。
しかし、そういう情報の多くの場合は説明不足。
意図的に隠されている部分がある事も。
例えば、クランクのただ巻きでメチャクチャ釣れた!
この場合、何処のなんというクランクなのか?
サイヅは?カラーは?ラトルの有無、動き・・・・
ただ巻きのスピードは?
どんな場所で?
季節は?時間帯は?水深は??
メチャクチャ釣れたの具体的な数字は?
ツッコミどころ満載なんです。
それはリールのメンテナンスでも同じ。
”リールの水洗いをするときはドラグを締めておく”
その理由を問われてもキチンと説明できる人が居ない。
だれか有名な人が言っていたから。
その程度。
説明できてもせいぜい、内部に水が入るとドラグの効きが悪くなるとか、ドラググリスが流れるとかです。
スピニングリールの場合、構造上釣りをしているだけでドラグ内部に水が入ります。
その時、ドラグを目いっぱい絞めているのか?
ドラググリスが流れる。
流れるという事はグリスが水に溶けなけれなならない。
ドラググリスが水溶性なのかどうか実験してみるとイイ。
溶けないから。
強い水流を掛けるならまだしも、ゆすぐ程度で流れたりしない。
怖いのは海水が少しずつでもドラグ内部に入りこんで、水分が蒸発して塩分が内部に残留する事。
金属部の腐食やドラグが効かない原因になります。
ドラグを締める行為は塩分が内部に残る事を推奨しているんですよ。( ̄ー ̄)ニヤリ
出来ればよく洗って、時々分解してドラググリスを補充してやる。
ソレだけでドラグのトラブルはかなり防げます。
ベイトの場合はちょっと面倒ですけどね。(笑)