社会人になって職を転々としていた頃、仕事と仕事の合間に数か月~半年ほど無職期間が有りました。
その間は日雇いのバイトで金銭を得て、ある程度貯めるとバイクでぶらりと放浪の釣りへ出かけます。
数日から長い時は1週間ほど。
片道100キロ以内の近距離は日帰りできるので、それ以上の場所へ出かけます。
例えば4泊5日琵琶湖1周バス釣りツアーとか、2泊3日東播野池巡りとか。
ツーリングを兼ねて、更に高速道路などは使わない為、50cc以上、125cc以下のバイクを使用します。
出発は必ず夜中。
朝、目的地に到着するように走ります。
泊りと言っても野宿なのでかなり軽装。
釣具以外に持っていくものは、タオルと手ぬぐい2枚、懐中電灯、アルミ製の水筒、小さめのフライパン、下着の替え1セット、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉、サバイバルナイフ、ラヂヲ、雨具、古新聞、ライター、レヂャーシート、消毒液、絆創膏、そして小さい目覚まし時計。
時期によっては寝袋も。
パンク修理キットや工具類は最初からバイクに積んでありました。
アウトドア用のコンロなどはかさ張るのであまり持っていかなかったデス。
石や木片などを組んで焚火をします。
昔は焚火にうるさく無かったので何処でも焚火をやってました。(笑)
食料などは現地で調達。
とりあえず食パンを買っておきます。
付け合わせはレトルトカレーやラーメン。
全てフライパンで調理?します。
家からハムを持っていくこともありました。
ですから食費は1日500円も掛からないんです。
釣りがメインなので食事は満腹になればいい程度でした。
寝床は屋根さえあればバス停や無人駅、廃車や廃船、廃屋で寝た事も。
一番掛かるのがガソリン代でしたが、小型のバイクだと燃費が良いので、1度の旅で食費を入れても5000円あれば十分でした。
一番無駄だと思っていたのが宿泊費デス。