初めてバスを釣ったのが野池でした。
それ以来、数十年間野池のバスを追い求めています。
一時、琵琶湖やダム湖にも通いましたが、何か違和感を感じて結局また野池に戻りました。
野池が湖やダム湖と大きく違うのは、水抜きをされる事。
必要に応じて定期的に水抜きを行います。
そうなると池の魚の多くは死滅してしまいます。
そして数年間は何もいない状態になりますが、いつの間にかまた魚が繁殖し始めるんです。
多くはコイやフナなどの在来種。
基本的にバスは移植しなければ繁殖しません。
トコロが、何で?と思う事もよくあります。
トンデモない山の中や、水を抜いたはずの野池にバスが居る事。
どう考えてもバスを持ち込める環境にないような野池にバスが居たります。
そりゃ、モノ好きが放つこともあるのかも知れませんが、30分以上山道を歩いてやっとたどり着くような場所に誰が放つのか??
と言うか、そんな場所で私も釣りをしたんですけどね。(笑)
水抜きの後に普通にバスが釣れる野池って結構ありまして、生き残っている理由には諸説あります。
多くは泥の中に潜って生き残ると言うモノ。
しかし、底の土が完全に乾いてしまった所でも、水が入ればバスが居たります。
となると泥の中にと言うのは疑問です。
次に他の池と水路で繋がっていて流されてくる。
コレは現実的です。
ただ、それなりのサイヅが釣れる事もあって、そんなサイヅが小さな水路を経て池に入るなんて考えづらい。
1匹、2匹ならまだしもそれなりに釣れるとなると、相当数いるはず。
過去に、泥の所為で池の底が浅くなり、水を抜いて底を掘り返して土を取り去り、更に水門の工事を行った野池で、次の年に30~40cmクラスが入れ食いになった事があります。
山の上の池で規模は1周3キロほどあったので、相当数のバスが居たはず。
誰かが移植したとか、何処かから流れてきた、泥の中に潜っていたと言うのは考えづらい。
まだまだ謎は多いです。