4600番と言いますと、丸形アンバサダーの代名詞です。
現在もシリーヅは継続中でそのバリエーションの多さはすさまぢいです。
ただ、発売当時はイマイチ地味な存在でした。
初登場は1977年頃だったと思います。
4500Cに赤ベロと呼ばれる、親指でスプールをリリースできる機構を付けた物。
ABUではスーパーサムコントロールと言う名前でした。
ただ、この初代の4600Cはわづか2年ほどで製造を終え、4600CBにバトンタッチします。
ぢつはその間に、4600CAなる機種も存在しますが、正規品の輸入はなく流通量も少ないようです。
物としては4600Cのパーミングカップ仕様。
78年頃にはすでに存在していたようでして、製造年が被ります。
4600Cは消えるべくして消えたようです。
そして79年頃にはフラッグシップとして4600CBが登場。
セルフセンタリングレベルワインドと言う、キャスト時にレベルワインドが中央で停止する機構が装備されました。
更にこの4600CBは、アルミ製フレームの採用で4600Cと比べてもかなり軽かった。
しかし、41000円と言う、高額な価格設定の為か、販売はソレほど振るわなかったようです。
結局、4600系が脚光を浴びるのは、バスプロリミテッドシリーヅが登場する90年代に入ってからデス。