
先日、オフトのM氏をインタビューした際、エビスフィッシング時代のお話も聞かせて頂きました。
以下。
80年代中盤、バスプロ団体が発足、徐々にバスプロが増えだしてきていた頃。
バスプロのスポンサーを引き受けることになりました。
ロッドはミスターDonでいいだろう、リールは??
リールはアンバサダーで良いのだけど、どんなのが良いのか?
で、とりあえず渡したのが・・・・・

アンバサダー4600CB。
軽量な事と、当時はまだ一般的でなかったワンハンドキャスト機構(スーパーサムコントロール)搭載のフラッグシップ機。
ところがしばらくして・・・・・
アンバサダー4600CBはあまりにも飛ばない!
と言うクレームが来ました。

ちなみに4600CBと言うリールには、セルフセンタリングレベルワインドと言う特殊な気候が搭載されておりました。
セルフセンタリング機構と言うのは、キャスト時にレベルワインドがセンターで停止する機構の事。
当時のアンバサダーはキャスト時にレベルワインドが連動しており、それが穂距離を妨げると言われていました。
トコロが、実際はセルフセンタリング機構の方がブレーキを掛けてしまう構造。
クレームに対してM氏はセルフセンタリングユニットを取り外して、再び渡したそうです。
そのリールを使用した、バスプロは今度は飛距離に満足したそうです。
その後、飛躍的に居距離が延びたリールを使ったそのバスプロが活躍したかどうかは不明です。
と言うか、正規ディーラーが改造品を渡していたんですね。
ワークスと言えばカッコイイですけど。
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