少し前に記事にしたブラッシュポッパーの大です。
オリヂナルのフックは太くて大きすぎ、更にバーブもデカすぎでした。
ヂギング用のフックを利用したのですが、長さが少し足りず、バランスが今ひとつでした。
で、何か代用のフックは無いものかと探したところ。タチウオ用のフックがイイというお話。
しかし、形状がイマイチなのと縦向きのアイが無いんです。
ワームフックもそうなんですが、全てアイが横向き。
更にアイの径が小さくてネジが穴を通せない。
結局、5/0のワームフックを利用して作りました。
やり方はまづ、フックのアイの部分を赤くなるまで熱します。
冷めたら、アイの部分をカットします。
あとはペンチでアイの形状を整えます。
そして、再び赤くなるまで熱して、水につけて冷やすと完成です。
なんでこんな面倒な作業を繰り返すかというと、焼入れと焼戻し。
フックを何もせずにそのまま急角度で曲げようとすると、脆い為に折れます。
一度熱してやると、焼戻しが起こり、曲げやすくなるんです。
曲げた後はもう一度焼入れをして、強度を確保します。
コレでバランスもバッチリです。
フックが細くなったので掛かりは問題なし。
実践仕様のブラッシュポッパーが完成しました。