当時はまだ国産ナイロンラインのレベルが低く、アメリカやドイツのラインが良いものとされておりました。
当時、日本に輸入されていたナイロンラインは今と比べられないくらい多く、ちょっと思いつくものだけでも・・・・
バークレー・トライリーン、プラティール、ローヌプーラン、メイソン・バスオン、アブロン・エキストラ、グデブロッド・グリーンダート、ガルシア・ロイヤルボニール、ダミル・インペリアル、ウェラー・ナイトロ・・・・・・・
ルアー関係を取り扱っているブランドの数だけ、輸入されているラインがあったと思います。
しかし、中でも群を抜いて人気だったのが、デュポン・ストレーンです。
当時はダイワが取り扱っていて、ルアー釣り以外にも使えて、強く、しなやかで伸びも少ないと言う触れ込みでした。
中でも目を引いたのがストレーンゴールドと呼ばれた黄色いライン。
釣り糸は魚の目に見えにくいように透明なものが良い、とされた時代に黄色く視認性の良いストレーンは驚愕でした。
で、実際使ってみると釣れるんです。
更にTVの釣り番組で時々ルアー釣りがあったのですが、当時出演していた人たちが黄色いラインをリールに巻いていたんです。
更に雑誌のルアー釣りの記事でも、名人たちが黄色いラインを巻いたタックルを片手にデカバスを掲げている。
当時のガキが黄色いラインに憧れるには十分でした。
ストレーンを巻いているだけで優越感に浸れました。
ただ、いかんせん、お値段が!!!
100m巻きが1200円!!!
しかもベイトリールに巻いて、キャスト時に後ろに引っ掛け様ものなら・・・・・・大バックラッシュ!!
1200円のラインですから、どんなに時間がかかっても、執念で直しましたね。
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