今はディープクランクと呼ばれることが多いですが、かつてはティープダイバーと呼ばれてました。
深く潜るルアーの総称です。
特徴は大きく長く伸びたリップ。
コレに水圧を受けて深く潜ります。
70年代のディープダイバーの多くはメタルリップでした。
理由は、リップが重いため必ず真下を向き、急潜行できる。
湖底を引きずってもリップにダメージが少ない。
また、当時の樹脂は強度に不安があった為、メタルを採用したという話も聞きます。
70~80年代前半までのディープクランクは、深くてもせいぜい3mくらいしか潜らなかったようです。
この頃は、”リップさえ長ければ深く潜る”程度の認識しかなかったように思います。
ボディデザインに対して適当に長いリップが付いただけの物も沢山ありました。
実際、3mダイバーと説明に書かれながら、ボディを激しくバタつかせるだけで全然潜らない物もあったんですよ。(笑)
80年代中頃から琵琶湖のディープを攻めるために、より深く潜るクランクの開発が急務となり、5m以上潜るクランクまで出現しました。
この頃になるとデザインやリップの幅や長さも計算されるようになり、効率よく潜る物が次々と現れました。
タックルも進化していき、7f以上もあるニーリングロッド(ディープクランキングロッドを当時はこう呼びました)やギア比の低い専用ベイトリールも出現しました。
昔のディープクランクなんて今では笑っちゃうようなシロモノですが、こういう無駄な”味”がまたイイんですよね!
こちらをクリックよろしくです!
↓ ↓ ↓