つい30年前までは、舶来の道具といえば最新で、日本製はまだまだ遅れているという時代でした。
とは言え、海外でもまだまだ試行錯誤が行われていて、理にかなわないモノや、見切り発進したようなものが多数見受けられました。
ソレゆえ、かなり怪しげな物も多く、中には”NASAの技術を応用した”という謳い文句の製品までありまして、それが結構楽しかったんです。
しかし、それらは後に淘汰され、定番や秀作のみがロングセラーとなって生き残りました。
今現在、当時の怪しげなものを、最新として無名のメーカーがリリースしてもまず売れません。
大手が売れば話は変わると思いますが、実績もなにも判らない怪しげなものはまず売れないです。
多くがエバー○リーン、ジャッ○ル等の見ためにも動きにも安心できて優秀な製品を求めます。
これは国民性と言いますか、日本人は横並びが大好きな人種なんです。
抜け出たり落ちこぼれることに不安を抱き、常に周囲を気にします。
更に生真面目が多い。
基本、普通、差し障りがないを中心に物事を考え、大きくはみ出さない。
故に変なものには手を出さない。
ランチセットなんかで上、中、下、とあれば、中が一番売れるんですヨ。
トップの人。
こちらは少し違うように見えますが、やはり基本は同じなんです。
ヘド○、アーボガ○ト、バル○50、ハトリー○、クワイ○ットファンク、道○などが大半を占めます。
あとはインディーズのソコソコメジャーな所ですね。
この世界にも流行りや定番はありますから。
あと、性能よりも所有欲と言うのが他のバス釣りとは違うところです。
ソレゆえ、無駄に高価な道具に手を出します。
重いグラス製のブランクだけで3万円の竿とか、金属でできた重いグリップに3万円、重い、飛ばない、巻き心地悪いリールに5万円。
もう一つ、人に羨ましがられたいという欲望が強い世界と言えます。
○ルーガー2600にスーパー○トライカーFO60を持っていると言うだけでヒーローになれちゃいます。(笑)
思い当たる人、居ますかね?( ̄ー ̄)ニヤリ