フライフィッシングを始めてみて思うのが、やはり衰退産業。
元々少数派なのに若年層が少なくオッサンばかり。
オッサンなんて世の中ではほぼオワコンな訳で未来など殆どないとみても良いかと。
勿論、自分がオッサンだから思える事で、10代20代からすればたかが先は知れてます。
キャンプなどのアウトドアブームで渓流のフライフィッシングは少し盛り上がっていますが、ソレも何時まで続くのか??
コロナが落ち着けば終わる可能性だってあります。
ただ、ルアーの業界でもホンの一部ですが、フライフィッシングを流行らそうとした連中は存在しました。
トップウォーター業界です。
一部のメーカーがフライ用のタックル類を製造販売していました。
ソレもバスバグ用。
フライによるトップウォーターです。
元々、儀式的な釣りですからフライフィッシングと重なる部分は多い。
効率よりも雰囲気や気分を重視しますからね。
しかし、やはりというか今一つ定着していないデス。
ただ、やり方次第では振り向かせることは可能かと。
まづ、トップウォーター業界は殆どがインディーヅ中心で成り立っていて、大手はあまり積極的に参入せず、何故か相手にされない。
ルアー類やタックルに関しても、インディーヅブランドが作る少数制作ものがもてはやされる業界です。
そこで、フライタックルです。
元々、高価なモノに財布の紐が緩い業界ですから、その気になればガンガン買ってくれマス。
ルアー1個1万円~(木で出来たモノ)ロッド1本4万円(グリップ別売り)リール1台5万円(重い飛ばない)でも簡単に売れちゃう。
5000円くらいのグラスブランクにちょっとした飾り巻きを施して、針金のガイド付けてコルクグリップで後は数量限定などテキトーな宣伝文句を付ければ1本10万円でも売れます。
フライリールなんてその気になれば町工場で作れる程度のモノです。
実際、70年代には町工場で作られていた無名の物がゴロゴロありました。
ソコにバスバグ専用をうたって、数量限定で1台4万円くらいで売れば大丈夫。
トップウォーター用タックルと同じで、釣り自体非効率的なトコロも良い。
ソレにボートからの釣りが中心になるので、フライフィッシングはとてもやりやすい。
トップの人を巻き込めば、フライ人口は倍増するかと。
ただ、あの業界も実際はオッサンばかりなんですけどね。(;'∀')