50年以上前のリールと現代のリールでは作りが別物です。
特にベイトリールのクラッチシステムは多種多様。
当時は各メーカーが試行錯誤を繰り返していたので、メーカーごとに作りが全く異なりました。
マニュアルで戻すものから始まり、のちに自動遠心クラッチまで登場しました。
スプールを切り離すのではなく、ハンドルを切り離すと言う物も存在しました。
クラッチのスイッチにしてもハンドル部にある物から、ボディサイドにあるものなど、位置に関しても色々と試されました。
しかし、どれも完成度が低く、最終的にアンバサダーのシステムに軍配が上がります。
クラッチに関しては1952年のアンバサダー5000によって完成され、クラッチのスイッチに関しても1977年のアンバサダー5600Cのスーパーサムコントロールに落ち着きます。
スーパーサムコントロールとはフレームの間にあるサムバークラッチの事で、現代の多くのベイトリールに採用されています。
今は落ちぶれてしまった感のあるアンバサダーですが、アンバサダーが無ければ今のリールのシステムは無かったか全く違ったものになっていた可能性があります。
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