1977年に登場したシマノ初のベイトリールBM。
それまで多くのベイトリールが円形ボディを採用していましたが、非円形ボディの登場は斬新かつ、スタイリッシュでベイトリール新時代の幕開けを予感させました。
そんなBMシリーヅでしたが、やや大柄なサイヅだった事もあって、スグに小型軽量なバンタムシリーヅに席を譲ります。
その後、マグネットブレーキの登場でベイトリールの進化が進み、BMは過去の物となりました。
しかし、1984年、突如BMシリーヅの復活がシマノからアナウンスされます。
外観は大きく変えず、しかし、内部機構やブレーキは大幅に変更を加えられました。
特にブレーキは遠心とマグネットのダブルブレーキ。
今では当たり前に存在しますが、ダブルブレーキシステムを最初に採用したのはシマノでした。
左側にマグネットブレーキダイヤルが装備されました。
遠心ブレーキのみではピーキー過ぎたBMのブレーキはマグネットブレーキによってマイルド化されます。
ドラグホイールは4本足にハンドルノブはうちわ型から丸ノブに変更、1台1台レヂスターナンバーが与えられ、更に予備のロングハンドルが付きました。
件のレヂスターナンバーですがおそらく3桁のみだったと思います。
という事は各999台限定でしょうか?
過去にレヂスターナンバー000を確認していますが、プロトの流出のようです。
ちなみにプロトは結構な台数が存在するらしく、今までに3台の000を確認しています。
当時のシマノの営業マンが各自000ナンバーを持ち歩いていたようです。
マグネット化に伴い、樹脂製スプールだったBM-2はメタル製スプールに変更を受けます。
サイヅ展開は1~4の4機種でした。
ただ、気合十分で勝負したニューBMでしたが販売は芳しくなく、売れ残りが続出。
26000円の定価が9800円程度で叩き売られていました。
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