使うほどに良く馴染んで滑らかになる。
現代のリールでは死語になりました。
かつて、アンバサダーやミッチェルなどは、使えば使うほど馴染んで滑らかになりました。
今ほど釣具のバリエーションは多くなく、リールは一度購入すれば数十年使い続けるのが当たり前でした。
そして、当時のリールはそういう耐久性を持たせていました。
私が使っているダイヤモンドリールは30年を超えてますが、故障知らずで何も問題なく使えてます。
メンテナンスも数年に1回程度しかやってません。
1度だけローターのボールベアリングを交換した程度です。
下手すりゃ私の方が先に参ってしまうかも?(笑)
件のミッチェル。
遊星ギアという特殊なギアを使用していて、単純にスプールが上下するだけではない複雑な動きをします。
それによってラインを平行に巻き取るように設計されています。
特筆すべきは塗料。
フランス海軍で使用されている塗料と同じ物を使っているそうです。
以前40年使っているというミッチェルをメンテナンスしたことがありました。
少しゴリ感が出ている以外普通に使える個体でした。
現代のリールからすると信じられない寿命です。
いまのリールは使えば使うほど悪くなっていきますからね、(>_<)
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