1995年1月17日、この日は関西国際空港で夜勤でした。
仮眠の人間が交代の為、6時前に起きてくるので、ソレを待っていたトコロ・・・・
ゴゴゴゴゴ・・・・・
と地鳴りがしてきました。
最初は航空機が着陸してきた音だと思ったのですが、次の瞬間立っていられないくらいの大きな揺れが!!
揺れは1分間くらいだったと思いますが、スグに管制室から無線が入ってきて、各部署の被害状況を調査しろと。
空港島内は蜂の巣をつついたような大騒ぎ。
ソコに同僚の1人車で到着。
「なにかあったんですか?」と。
(´・ω`・)エッ?
「今、デカい地震有ったろうが!!」
「???ホントに?」
どうやらそいつは、車の中で居眠りしていたらしく、地震には気づかなかったようです。(# ゚Д゚)
大きな揺れは収まりましたが、変な揺れがずっと続いているんです。
時計回りにゆっくり回転しているような。
ソレは30分程度続きました。
後で聞いたのですが、空港島周辺の海水に揺れが残っていて、ソレが空港島を揺れらしていたそうです。
その後、次第に明るくなってくると、対岸の神戸から大量の煙が上がっているのが見えました。
その煙が空港島の方に流れて来て、空港島の空が暗くなるくらい。
休憩室のTVを見ていると神戸の様子が映し出されていました。
空爆された後みたいな・・・・
後に当日休みだった神戸市内(長田区)に住む同僚が言ってました。
「戦争が起こってミサイルが着弾したのかと思った!」
「リアルな北斗の拳の世界みたいだった」
あれから27年経ちましたが、当時の事は鮮明に覚えています。