
今まで隠していた訳ではないのですが、リール修理とハプニングを生業にしています。
リール修理と言ってもオーバーホールから部品の交換、調整など幅は広いです。
ただ、修理の中でも部品の修正的なモノはあまりやる業者が居ないようです。
例えばウォームシャフトの目立て。
目立てヤスリを使って行うのですが、コレをやる修理業者が極端に少なく、その所為で旧いリールを復活させられない人も居るようです。

他には部品の制作。
ギアとかボディのパーツは難しいですが、プレートなどの簡単な物はちょっとひと手間で出来ちゃいます。
画像はレベルワインドのクロスギアピンを抑えるプレート。
経年の摩耗で純正パーツに隙間が出来てしまい、ギア噛みが起こっています。

シムで隙間を埋め、更にピッタリとハマるように厚めの銅板で作り直しました。
裏側のパーツなので目立ちませんし、コレくらいだと逆にボディのアクセントに見えます。
金切狭とヤスリとドリルが有れば簡単に制作可能です。
時間も30分あれば十分です。
ただ、手間だけで全然儲かりませんけどね。(笑)
小さなパーツなので高額の請求は難しいです。(´;ω;`)ウゥゥ