そーいえば、今年磨いたモノの中に変則キャストがあります。
陸っぱりではマトモにキャストできる場所の方が少なかったりします。
木と木の隙間からとか上が完全に塞がっているとか、リリースポイントが取れない場所とか。
そんなトコロでも何とかキャスト出来ないか考えるんです。
考えるのは身体の使い方と物理の運動。
通常であり得ない軌道でキャストしたりするんです。
遠距離のオーバーハング下をワンクッションで狙う、バウンドキャストや空中で軌道を曲げるバナナキャストもそんな所から生まれました。
更に自然や地形を利用するキャストもあります。
例えば追い風の場合、比重の重いモノではなく、比重の軽いモノの方が風に乗って距離が出る事があります。
通常でどうしてもキャスト軌道が取れない場所を狙うのに、壁などに当てて向きを変える事も。
ラインをモノに引っかけて向きを変える事もやります。
多分、まだまだ未発掘のキャストは有ると思います。
だから釣りは面白い。