某、大手運送会社の賃金未払問題があらぬ方向へ飛び火。
関係ないと思っていた釣り業界に衝撃が走りました。
”長物の取り扱い中止もしくは値上げ”
中でもバス業界の受ける影響は少なくない。
バス業界は昔からワンピースロッドが主流でした。
感度やアクション軽量化などを突き詰めれば、やはりワンピースが一番なんです。
安物やアクション、感度に影響の少ないものが2ピース化されていました。
元々ワンピース物の送料は2ピースに比べて割高で、安い竿に2ピースが多いのは送料が関係すると言われてました。
それでも極端に高い訳でもないので、それなりの価格であれば主にワンピースが普及している状態。
ところが、ここに来てワンピースが思わぬ逆風に晒されてしまいました。
バスロッドの平均的な長さは6.6フィートで198cm。
発送するとなると確実に200cmオーバーとなります。
200cm以上のサイヅは取り扱い廃止もしくは大幅値上げ!!
送れても送料が以前の倍以上になっています。
比較的近距離ならまだしも、遠距離ともなると安い竿なら買えてしまうくらいの送料が掛かることも。※7000円とか掛かるそうです。
大手のメーカーがまとめて送るのならまだマシかも知れませんが、小ロットや個人となるとカナリのダメーヂとなります。
こうなると2ピースなどのマルチピースや、ワンピースに近いワン&ハーフやグリップ内ヂョイントが増えてくるかも?
これは業界のピンチですが、逆に進化のチャンスでもあります。
継竿が主流になると継ぎ目が進化する可能性が出てくるんですよね。
感度低下やガタつきが殆どなくヘタリも少ない優秀な継ぎ目。
そして早く答えを出さなければならない問題でもあります。
今後のバス業界がどう変わっていくのか??
見ものです。
案外、運送業界に価格破壊の革命児が出てくる可能性も捨てきれないんですけどね。
長もの専門のニッチな業者とか?(笑)
それはソレで面白い。