1976年製ABU507の再生作業です。
ハンドルがまともに回らず、かなり酷い状態だと考えられます。
まず、ワインディングカップ(ローター)を外さなければならないのですが、かなりきつく締まっていて外れる気配がありません。
本来、ドラグを締めて、正面から見て時計回りに回せば外れるはずです。
しかし、ウンともスンとも・・・・・
ドラグ力を最大にしてもから回りしてしまいます。
まず、空回りしてもギアが回転しないように、ギアを抑えます。
これは固定する場所が重要でして、失敗すればギアが飛んでしまいます。
この状態でギアを固定して一気に・・・・・・・・・・!!!!!
何とか外れました。
ギアにも異常なしです。
これで分解できます。
シャフトを洗浄してみます。
シャフトとチューブが錆びて固着。
叩いてようやく外せました!!
先が思いやられます。
つづく。