キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

修理屋の独り言。

イタリア製のスピニングリール、オービス50Aです。

50年ほど前の物。

内部は至ってシムプルで部品点数もかなり少なめ。

 

こっちは現代のリール。

パーツ点数がめちゃくちゃ多い。

 

 

ぢゃあ、オービス50Aなんて楽勝でしょ?

とはなりません。

このリール、職人がパーツのすり合わせをしながら1点ずつ制作してある為、一つ一つのパーツにクセがあるんです。

 

例えばスプールシャフトの取り付け穴に向きが有ったりします。(;'∀')

どう見ても同じようにしか見えないんですが、組み付けると明らかに違います。

間違った向きで取り付けると最悪パーツが破損する恐れも。

 

ただ、パーツの精度が緩いと言うか自由度が高いので、ベイルバネなんかは折れても手巻きで作れます。(笑)

 

 

単純なようでも奥が深いデス。

      お暇な方は是非、ポチっとよろしくお願いいたします。m(__)m  

              にほんブログ村ランキング 

                                                          f:id:minekofujiko:20210912061039p:plain  

               人気ブログランキング