キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

職人の独り言。

昔のスピニングリールは現在から想像も出来ないくらいシムプルに出来ていました。

ギアはドライヴギアとピニヲンギア、そして音出しのラチェットギア。

スプールのオッシレート(上下運動)はドライヴギアからアームを介してスプール軸に連動してある。

本当に最低限度の部品でリールとしての性能を構築している。

 

 

使われているボールベアリングはたったの1個。

当時ボールベアリングは高級品で1個でも付いていれば、わざわざボディにその旨を書いていたくらい。

現行の高級機は6個付いている。

各回転軸の受けに1個づつ。

それによって回転はごくスムーヅになった。

ギアの加工精度も向上して”巻き感”と言う振動が消えた。

 

 

おかげで魚が喰ってくる前の”前たり”まで判るようになった。

今まで捕れなかった魚が捕れるようになる。

スゴイ技術の進歩だと思う。

 

 

ただ、自分はソコまで求めていないので、未だに40年も50年も前の道具で釣りを楽しんでいる。

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