キャット&リール!

釣りや仕事(リール屋)の事をゴチャゴチャと。

職人の独り言。

 

70年代のミリヲネア3H。

海水で使用していたのか腐食が強い。

当時はベイトリールを船釣りや磯釣りでも使用していたので、こういう状態の物をよく見かける。

 

70年代はベイトリールと言えば高級品でした。

廉価版は存在しない。

日本製のベイトリールが発売されるのは1974年。

それまでは海外製品しか無かった。

1万円ちょっとくらいの価格でしたが、普及品のリールは数千円で買えた時代なので1万円のリールと言えば高級品でした。

アンバサダーに代表される舶来品は2~3万円したので、誰でもおいそれと買えるものぢゃない。

70年代後半になると2万円台の国産ベイトリールが出てくる。

しかし、まだアンバサダーの3万円台には届かない。

 

 

80年代になると廉価版のベイトリールが登場する、とは言え、安い物でも5000円くらいした。

と言っているウチに80年代中頃に3万円台をすっ飛ばして4万円のベイトリールが登場する。

余りに高すぎたのか再び3万円台に戻る。

90年代に入ってしばらくは2~3万円台で横ばいが続きます。

そして、90年代後半にかかると4万円、5万円のリールが登場。

今に至る。

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