この仕事をやっていると時々トンでもないモノが送られてきます。
今回はチェコスロバキア製のTAPと言うリールです。
ハンドルが重いのでオーバーホールを実施します。
見たことも無い構造のリールでして、独特の構造は日本製のリールの知識など殆ど役に立ちません。
まず、分解の段階で躓きます。
サイズの違うナットが幾重にも入っていて、まずソレを外すのに一苦労。
更に今までに見たことのないパーツの固定方法など、余計なギミックが満載!
ようやく外れたメインシャフト。
思いっきり曲がっていますが、これが正常な状態なんです。
シャフトのスプール側にラインがグチャグチャに巻きついていました。
これで全分解の状態です。
見たことも無い形のベアリングが2個入っております。
ココから組み立てに入ります。
続く。