旧いリールを使った釣りをしていますが、特に不満を感じる事は少ないです。
ある程度は調整できますし、長く使って手に馴染めば最強の相棒です。
昨日持ち込まれたペンのスピンフィッシャー5500SS。
既に廃番のようですが未だ中古市場にタマ数は豊富で、価格も低い状態で推移しています。
内部構造は非常にシムプルで必要最低限のパーツで構成されてます。
初期のモノは金属製ボディでしたが、後にカーボンボディになって軽量化が図られています。
瞬間ストッパーもマグシールドもなく、内部にボールベアリングは3個だけ。
防水性能も良いとは言えないデス。
それでもトラブルレスでタフ。
そして、無駄を一切そぎ落としたデザイン。
キチンと整備していれば20年は使えるかと。
人を切るためだけに作られた日本刀や、早く走るだけの為に生まれたF1マシンの如くです。
これらに無駄な機能は一切ありません。
道具の究極と言えますね。
それらと比べても遜色ない作りのリールですよ。