私は型にハマることを嫌います。
自由人なので束縛は嫌なんです。
釣りの師という方はおりますが、それでもその人の色には全く染まらなかったです。
結局、殆どを自分で考え実践してきました。
学生時代も勉強そっちのけで釣りの事ばかり考えていました。
学生の本分たる勉強を拒否して釣りに没頭したのですから、他人よりも秀でなければなりません。
で、バカみたいにテクニックを磨いた時期がありました。
その頃はバスプロで飯を食うつもりでしたから、周りの全てが敵でした。
アウェーで地元スペシャルな連中に勝負を吹っかけたりしていました。
で、バスプロを諦めると、そのパワーの向かう先が無くなるんです。
で、思いついたのがハンデのある釣り。
オールド物や他人より劣る道具を使って釣りをする。
しかし、そのハンデも慣れてくるとハンデでなくなります。
更に手を抜いた釣り。
キャスト回数を減らす、その場に合わないルアーを使う、適当にただ巻き。
流石に釣果は落ちたので、極限までコンディションを見極める。
今の釣りは他人が1時間掛ける所を10分で済ませるような釣りです。
凝縮して密度を上げてます。
釣り時間は短くても、とても内容は濃いです。
20年以上掛かって、ようやく自由な釣りが出来るようになりました。