日本には本当の意味でのバスプロは存在しません。
本来は賞金で食っていくのがプロでして、実際に賞金で生活しているプロはおりません。
いくらかでもお金を稼げばプロを名乗れますが、ツアープロとは呼べません。
試合数と賞金額の少なさからトーナメントだけでは生活できないんです。
この辺り、協会がもっとしっかりしないとダメだと思いますよ。
私腹ばかり肥さないで、会員の事をもっと考えてやらないと。
今後は更に厳しいものになっていくことが予想され、10年後にバスプロと呼ばれる人種が残っているのか不明です。
私がバスプロになるのを辞めた理由がその部分。
賞金で食っていけないのに、”プロなど恥ずかしくて名乗れない!”と思ったから。
プロという言葉の取り方は人それぞれですし、僅かでも収入があって、”俺はバスプロだ!”と名乗るのも結構。
しかし、真の意味でプロであると納得出来ているんですかね?
”俺はそのへんの素人より釣りが上手いからプロだ!”とか、”トーナメントに出場している!”程度でプロとか思っていないですかね?
私は日本にバスプロはいないと思ってます。
”バスプロもどき”とか”バスプロのようなもの”でバスプロごっこです。
ちなみに職業バスプロでは銀行の融資やカードの審査も通りません。
社会的地位はフリーター程度なんです。
大きな顔ができるのはバス業界という狭い世界でだけです。
日本で一番有名なバスプロが、AKB48の一番下より知名度があるなんてことはないでしょうね。
現実はそんなもんです。