田山花袋(たやまかたい)。
日本の小説家。
代表作、蒲団。
自然主義派、紀行文なども手がける。
だいたい、中学校の国語で習う人なんです。
ある時、国語のセンセイが、
”田山花袋と対照的な作家がわかるやつ居るか?”
という質問に対し、クラスで1人だけ手を挙げたヤツがいた。
その一人とは金子くん。(仮名)
じゃあ、金子、言ってみろ!!
金子くんは自信満々に!!
”田山やわらかい!!”
と答えた。
この答えに誰も笑わず、教室は静まり返った。
しばらく沈黙のあと、センセイが重い口を開き・・・・・
”金子、お前は大物になると思う!”とだけ告げた。
金子くんは田山花袋の花袋を”硬い”だと思っていたらしい。