釣り業界が地盤沈下をはじめてしばらく経ちます。
釣りって景気に左右されにくい趣味と言われましたが、この5年ほど少しずつ下降線を辿っています。
そのことにいち早く対応したのがメーカーです。
”山ガール”の成功に目を付け、同じアウトドアということで釣りガールの販促を行いましたが、未だに芳しい成果は上がっていません。
一番の原因はトイレ。
ヲトコ共なら簡単に済ませられる小用が女性には無理なんです。
次に紫外線対策。
最近よく聞くのが”日焼けのしかたがおかしい”という話。
以前だと日焼けしても黒くなるだけで、涼しくなるにつれて少しずつ戻ってきましたが、最近はシミが残るとかマダラになると言います。
オゾン層の破壊が進んでいるのか?
そういうことに敏感な女性は益々、外に出たがらなくなります。
一部では釣りガールが増えてきているという話も聞きますが、かと言って目に見えて増えているとは思えないです。
未だに珍しい存在という時点で、釣り業界を潤せる程にはなっていません。
女性を取り込みたいのであれば、まずは環境整備。
釣り公園やカンツリはそういう整備をしやすいです。
トイレはもちろん、休憩室やシャワーの整備、託児所も良いと思います。
女性が進出しやすい環境を整えておかなければ、道具やウエアだけ提供しても来てくれないデス。
環境を整えて、初めて、”どうぞいらっしゃいませ!”となります。
投資をケチって儲けようなんて考えが甘すぎですね。
続きます。