最近、マンションなどの増加で和室が激減しているのだそうです。
更に新しい畳のあのいい匂いが、最近の若い人たちには不快に感じるのだとか?
時代の流れですかね。
訪問した家で”畳の縁を踏まないで歩く”
と言う言葉があります。
理由は様々ですが良い畳だと縁に家紋が入っていたりして、踏むことは失礼に当たると言われています。
武家社会の頃、畳の縁を踏むことは命取りだったと言う説がありました。
床下に曲者が潜んでいて、縁を踏んだ瞬間、隙間からブスリ!!
とは言いますが、カッターの刃じゃないんですから、あんな畳の隙間から突くなんて不可能です。
増してや畳の縁は一番固いところでもありました。
危険なのはどちらかというと縁以外の場所なんです。
ではなぜ縁を踏まないのか?
縁を踏んで歩くと、”曲者を床下に配置しているのではないですか?”と疑う事になり、相手を信用していないと言う事になります。
仮にやられたとしても、士道不覚悟よりはよっぽど潔い死に方です。
また一つ勉強になりましたね!