コルクというのは釣具に馴染み深い物で、主にロッドのグリップに使われることが多いです。
ところで、コルクって元はなんだかご存知でしょうか?
コルクとはコルク樫という木の樹皮なんですね!
ところが、このコルク、コルクとして使えるようになるまで50年近く掛かるんです。
まず、植えてから30年ほどで外皮を剥がします。
しかし、この外皮は質が悪いので剥がしてから9年待ちます。
そうするとまた次の外皮が出来てくるので、再び剥がします。
しかし、この外皮もまだ使えず、更に9年待ちます。
3度目の外皮がようやくコルクとして使える品質の物になるんです。
植えてから30年+9年×2=48年経ってようやく使えるコルクが出来上がります。
こう考えるとたかがコルクと無駄に出来ないですよね!!
たまには役に立つお話でした。