濁りの話の続きです。
”濁ったときは目立つ蛍光色!”
”濁ったときはチャートリュース!”」
これを常識と思い込んでませんか?
濁りと言ってもその色や原因は様々です。
それから強い濁り、視認性が限りなくゼロにちかい状態では目立つ色もクソもありません。
魚は別に視界が効かなくても、音や振動で物の位置を確認できますから、そこまで視力に訴える必要はないんです。
濁ったときは色よりも音や振動を重視したほうが、良い結果が出ます。
こう言ってしまうとカラーの話にならないので話を戻します。
濁りに対するカラー。
これは濁りの色に対して考えるべきです。
チャート系はどの濁りに対してもかなり有効なのは間違いないです。
濁った水質の中でも膨張してかなり目立ちます。
ところが、タンニン酸の濁りに於いては、膨張が少ないんです。
チャートのアドバンテージが失われがちです。
それから黄色や白っぽい土の濁り。
この場合は黒がかなり際立ちます。
下手に蛍光色よりも際立つ事が多いです。
アオコの緑色の濁りに於いては白がかなり目立ちます。
こんな風に濁りに対するカラーを色々と調べておくと、かなり役立ちます。
”濁り”を一括りにするのではなく、細かく分類しておけば釣りはもっと広がります。
それには常に観察。
毒にも薬にもならない、手先の技よりも、もっと役に立ちますよ!