中には旧すぎてパーツ供給の途絶えているリールも少なくないデス。
そう言うリールでも引き受けますが、交換パーツを探すのが大変！
必要なパーツが単体で見つかる事なんてごく希。
多くはパーツ取り用のリールを探すことから始めます。
それでもなかなか簡単に見つからない。
ただ、案外社外品で簡単に見つかる事も。
探しているパーツはだいたい形状やサイヅを記憶しているので、似たような物を見つける事があります。
それでも上手くいくかはやってみなければ判らない。
先日はダイワの旧いイグニスにシマノのステラのバネをハメました。(/・ω・)/
形状、長さ、太さなど加工なしでバッチリ収まってくれました。
滅多に無い事ですが、パズルがキレイにハマった時は気持ちが良いですよ。
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発売の時期が近い為かMr.Donのカタログにはよく３５００Cが乗せられていました。
Mr.Donの発売は８３年。
硬めのモデルは別として、トップウォーター用やクランク用のモデルには３５００Cでした。
前身の２５００Cが８１年限りで廃盤になり、８２年か８３年にカタログ落ち。※８４年に限定復活
その８３年に３５００Cが登場します。
型番を２５００CAにはせず、何故か３５００Cに変更しています。
初期の数年間は４本足ドラグホイールでしたが、後に細い４本足ホイールに変更になります。※箱は魚箱
発売当時は人気が無く販売は芳しくなかったようです。
しかし、その後、マイナーチェンジを繰り返して９０年台まで販売されます。
バリエーションとして３ボールベアリングのRocketがあり、カラーもシルバーではなくグレー、ギアレシヲも１：５．３でした。
ドラグホイールは５本足丸形ホイールで、艶消しブラックとシルバーのメッキ仕様がありました。
ありがちな事ですが、人気のなかった初期の３５００Cは意外にレアで中古市場でも高めになっています。
Mr.Donの方は発売当初からわりと売れ行き好調でしたが、初期の物はよく折れました。(;'∀')
私もSH-56を３度折損。※この頃は保証期間中だと折れても無償で交換してくれました。
無理に曲げたとか重い物をリフトしようとしたとかぢゃなく、軽くアワセただけでバキバキに！(;'∀')
一度に２か所折れた事も。
後にブランクが改良されて折れにくくなったようです。
更にボロンモデルやパックロッドも追加されます。
そして、８８年からMr.Donworksが発売になりカタログから消えます。
同時期にエビスフィッシングがABUから撤退。
その後は何故かクワンタムの取り扱いを開始します。
それからしばらく後にエビスフィッシングは歴史に幕を下ろします。
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体調管理も仕事のウチと言います。
特に職人仕事では大切な事です。
一流の職人は普段から体調管理に気を付け、身体に変調をきたしたりしないように細心の注意を払います。
身体が資本の職人は普段からケガをしないように無茶をしません。
先々の事を考えると、一回の無茶で将来がぶち壊しなんて事もあるからです。
私は一応職人の端くれですが、根が雑なので後先考えずに行動します。
結果、ケガをしたりします。
今年は釣りの最中に不注意で肩を脱臼しました！(;'∀')
釣りに行ってケガをすることも多々あります。
今のところコロナにはならずに済んでいます。
外出から帰宅すれば必ず手洗いとウガイは欠かしません。
予防と言ってもそれくらいです。
あと、よく休む事。
釣りに行かない日は良く寝ます。
８～１０時間くらい。
下手すりゃ１２時間以上寝る事もあります。
異常に細かい作業が時々ありますが、体調が良くなければ失敗する可能性があります。
昨日も細かい作業がありましたが、体調が良かったので何とか失敗は免れました。(;'∀')
スピニングリールのスプールシャフトに付いているイモネジの取り外し。
スプールに圧が掛かったのか、イモネジがシャフト内で”く”の字に曲がって回せない。
結局、曲がっている先端部分を削って取り外しました。
イモネジの直径は１．３ミリ。
メスネジ部分に傷を付けないように１ミリのドリルを使って、曲がった部分の真ん中を削って取り外しました。
身体が僅かでも動くとアウトなので机と椅子に身体を挟んで固定！
更に息を止めてドリルを操作します。
イモネジとドリル刃。
太さに差がほとんど無いです。
ホントに体調が悪いとこの作業は出来ません。
無事に取り外せたので新しいイモネジと入れ替えます。
ココまでやってもイモネジの交換は５００円です。( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
時間にすると１０分掛からないですからネ。
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L＆S NirrOlureの５Mダブルスキャット！
ミロルアーと呼ばれたりしますがミラー・オー・ルアーが正式なようです。
７０年代からありますが、当時は未来的なフォルムだったと思います。
横の動きに乏しく、ただ巻きとストップを繰り返すような使い方。
ペラは前後ともよく回り、派手さはないですが、シュルシュルと小気味よい音を奏でます。
日本でも人気があって、D楽が買い占めて背中にペイントして売ったり、酢味噌が別注カラーのチューニングモデルを販売したりしていました。
個人的に上記の２つは好きになれないので、旧いオリヂナル物を使用しています。
地味ながらバリエーションもあって、同じボディでシンキングタイプが存在します。
パッと見で判りませんが、シンキングはペラにsinkingと書かれています。
日本ではあまり馴染みはありませんが、ダブルスイッシャーって最初はシンキングから始まったんです。
ですから古いダブルスイッシャーには沈む物が多いデス。
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