私の周りには色々な業界の人間がおります。
単に勤め人(サラリーマン)と言ってもその業種は様々です。
かなりコアな専門職の方もいらっしゃいます。
こうなると自営とか、勤め人かなんて分け方は出来ず、”職人”と呼ばれる人種になります。
で、そういう人たちと話をすると色々とコチラの知らない面白い話が聞けたります。
そして、その人の考え方や仕事に対する姿勢など参考になる事も多いです。
そういう事とは逆にソレはどうかな?と言う人も居ます。
どんな人種かといいますと、自分の居る業界の事しか知らず、その中の事や常識で物事を考え、判断する人。
例えば釣り業界人。
大物を次々と釣り上げる腕と豊富な知識、その人を慕う人もたくさん居て業界のカリスマ的存在。
そー言う人が大物を釣り上げる。
マグロの100キロを釣り上げるって凄い事なんですが、仮に釣り上げたとします。
それを釣りをしない一般人に自慢します。
しかし、”築地で350キロのマグロが競り落とされました!”と言うニュースを見ている一般人からすれば、”100キロのマグロ程度でこの人何言ってんの?”となる訳です。(笑)
例えばバンド(音楽)業界。
人気バンドでライブハウスでの動員が1000人!
CDの売上も5万枚!
これってバンド業界では結構な数字です。
しかし、ヂャニーズのグループがドームツアーで数万人動員して、CDがミリオン達成と言うニュースを見ている一般人からすれば、”ププッ!コイツラその程度で天下取ってると思ってんのレベル低!!”なんです。(笑)
業界で凄いことでも、世間一般では鼻で笑われる程度のコト。
世間一般の人は業界のコアな事情なんて知らないんです。
いくらその筋で有名でも、所詮は、”狭い業界の大将”でしかない。
それを、さも凄いことのように話しているのを見るとちょっと哀れに思えます。
世間一般からズレている事に気づいていないんです。
業界でも賢い人はそういう部分を解った上で上手く話をしてますよ。