前から疑問だったんですが、ドラマや本なんかで坂本竜馬が話すとき、語尾に”ぜよ”を付けていますが、あれは本当にそういう話し方だったんでしょうか?
で、坂本竜馬の名言を調べてみましたが、一つも語尾に”~ぜよ”と言うのがありません。
”人の世に道は一つということはない。
道は百も千も万もある”
道は百も千も万もある”
”世の人は我を何とも言わば言え 我が成す事は我のみぞ知る”
”とんとんと登る梯子の真中程で 国を去って薩摩同志 楼に上がる貧乏の春 辛抱しゃんせと目に涙”
”天かに事をなすものハ ねぶともよくよくはれ(腫れ)ず てハ、はり(針)へハうみをつけてもふさず候。”
”何の志ざしもなき所ニ ぐずぐずして日を送ハ、実ニ大馬鹿ものなり”
以下略。
語尾に”~候”(そうろう)という言葉が度々出てきますが、”~ぜよ”と言うのは出てこないんです。
こうなると西郷隆盛の”~ごわす”と言うのも怪しいかと。
本当に”~ぜよ”という話し方をしていたのか?
わからんぜよ!!
異邦人はエトランゼよ!!