アンバサダー2500Cと1500Cの狂乱が続いていますね。
10年前に1万円程度で買えた物が、現在、モノによっては10万円くらいの物まで出てきました。
ただ、これらはそのまま使うのではなく、カスタムベースとしてらしいです。
コイツに軽量スプールや高回転ベアリングを組み込んで、軽いルアーをキャストできるように仕上げます。
ウチもカスタムをよく引き受けますが、2~3万円ほど掛けて1.5~3g程度を使えるように仕上げます。
それよりも現行のベイトフィネス機の方が使いやすいに決まっているのですが、旧式をカスタムして使うマニアが多いようです。
車やバイクの旧車価格が高騰していますが、それと無関係ではない気がします。
旧いものは決して増えることはなく減る一方です。
そしてコンディションの良いものは更に希少。
一方で古い物でも価格が落ち着いたものもあります。
20年ほど前に数十万円だったものが半値、更に1/3程度まで下落した物も。
これらは元々の価格が高すぎたのと、2500Cほど流行らなかった。
それからレアものではあるけれど、マニアックすぎてイマイチ使えないモノも多い。
この部分は日本人独特で、海外ではコレクターヅアイテムな物でも日本だと実際に使用される。
海外のコレクター達は、「希少な物を使うなんてトンデモない、ケースに入れて飾って眺める!!」と言う考えなんです。
とは言え、実際のところ2500Cと1500Cは何度か復刻されていて、今でも結構なタマ数があります。
この2機種は意外にも海外ではあまり売れなくて、一番売れたのが日本市場だそうです。
過去にアメリカ市場の売れ残りが日本に輸入されたと言う話もありました。
ですから、世界で一番2500Cと1500Cが多いのは日本なんですね。
余談ですが、アンバサダーが世界一売れた国はアメリカです。
その数、総生産量の90%!
残りの10%が本国スウェーデンを含むそれ以外の国です。
ちなみに日本市場は2位で、割合3%だそうです。(笑)
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