かつて埼玉の川越にあった大森製作所。
60年代から70年代にかけて名作スピニングリールを次々と登場させてきました。※1952年創業
80年代に入るとダイワやシマノなどに圧倒され、海外に製造拠点を移すも品質低下が仇となって90年代に歴史の幕を閉じます。
そーいや、ダイヤモンドリールの設計者は後に五十鈴工業で設計に携わります。
余談ながらその五十鈴工業も昨年、経営者が変わってます。
件のマイコンです。
このリール、早い段階からリアドラグやサイレントストッパー機構を搭載していました。
同じリアドラグのカーヂナルが数万円するのに対してマイコンシリーヅは1万円以下で購入できました。
メインギアは鋳物で削り出しではないものの、耐久性は折り紙付き。
他社の鋳物のギアがスグにダメになるのに対して、大森製作所の鋳物ギアの耐久性はぶっ飛んでいました。
普通に使っていれば数十年は持つようです。
地味な所ではベイルバネの耐久性や樹脂パーツ、塗装なんかも強いんですよね。
ここまで堅牢なリールは見た事がないです。
ちなみにこのマイコンNo2は某中古品で980円でした。(笑)
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