オーバーホールはバラして、部品洗って、組むだけの様に思われるかも知れませんが、現代のリールは0.01ミリ以下の精度が必要になります。
例えば、部品を固定してあるネジは締め具合を何度回すと言うくらいのシビアさで調整します。
パーツを元通りに組んでもダメな事も多いんです。
更に、最初にリールを組み立てる人が下手くそな場合もあって、そうなると新品なのに巻き心地がイマイチと言う事も起こりマス。
新品のリールをバラして組み直すと言う作業も良く引き受けます。
0.01以下なんて目では確認できないので指先の感覚のみ。
僅かな振動や違和感を感ぢながらの作業です。
そして、組みつけている間は息を止めてます。(笑)
頭を固定して、視線を一定に保ち、肩と肘を固定して手首から先を自由にします。
たかがリール修理なんですが、かなり繊細な作業のため、気分や体調に左右されます。
だいたい、営業時間の30分前くらいから気分と体調を整えていきます。
ですからコレを休日にやれと言われると出来ません。
疲れや体調不良も作業出来ません。
テキトーなようで毎日が綱渡りですよ。
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