スライダーワームほど流行りませんでしたが、一時話題になったドゥナッシングワームです。
その名の通り、”何もしなくても釣れるワーム”です。
ただ巻くだけで魚が釣れてくると言う代物。
考案者は一世を風靡した、ヂャック・チャンセラー。
話題になり始めたのは、1981年のバスマスターヅクラッシック。
当時、最年少の21歳で優勝したスタンレー・ミッチェルの陰に隠れて3位でした。
その頃から一部のプロの間では話題になり始めていて、その後、1985年のクラッシックで優勝しちゃいます。
ドゥナッシングワームは2本の剝き出しになったフックに固めのワーム素材を流し込んで作ったシンプルなモノ。
勿論、このままでは殆ど何のアクションもしないです。
ワームを購入すると1オンスもある大きなシンカーと、大きめのプラスチック製ビーヅが付いています。
使用方法は1オンスのワームシンカーにビーズをつけて、その後ろに30~50cmほどリーダーを取ってワームを付けます。
その仕掛けをぶん投げて、ひたすらただ巻き。(笑)
実際にはボトムに重いシンカーを当てて、土煙を上げたりなどの引き方がありました。
その、ヂャック・チャンセラーですが1986年10月に来日してます。
河口湖で開催されたトーナメントに招聘されて出場しています。
島津靖雄氏と河辺祐和氏。
2人とも若い!(笑)
当時、日本でトーナメント熱が上がり始めていた頃で、アメリカから有名なバスプロがちょくちょく来日していました。
ヂャック・チャンセラーって、ほぼ、一発屋のようなプロでしたが、アメリカよりも日本人のオッサンバサーの方に有名かも?
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