お店ではまず見かけません。
ブレードは煌めきが重要と言う意見がまかり通っているからです。
私はブレードの煌めきは全くと言ってイイほどアテにしてません。
それが現代では逆に魚を散らすと思っています。
ブレードの振動や波動水流の方が魚を引き付けると考えています。
となると現代のスピナーベイトに多い、ウイローリーフタイプはそれらが弱いんです。
巻き感は軽くて良いかも知れませんが、ソレは水の掴みが弱い事になります。
特にマッディ系の水域では視覚よりも側線で感ぢる水の波動の方が魚を刺激します。
となるとそれらが強く出るコロラドはうってつけなんです。
画像のスピナベは手作りの逸品です。
ブレードがチャートに塗られています。
スカートもチャートです。
コロラドタンデムでしかもリアブレードの連結は回転の悪いローリングタイプ。
ボールベアリングタイプのスイベルはよく回りますが、その分振動が弱いんです。
このスピナーベイトは全てのツボを押さえた作りになっているんですネ。
使い方は簡単です。
水面直下をただ巻きするだけ。
ブレードによって少し水面が盛り上がるくらいの引き方をします。
いわゆるバーニングリトリーブと言うヤツです。
コレをウイローリーフタイプでやるとブレードが水面に飛び出してしまったり、波動が弱い為どうしてもアピールに欠けます。
コロラドのタンデムが最も効果を発揮できるんです。
それとチャートと言う色。
煌めかないが派手な目立つ色です。
ローライトや濁っていてもアピール抜群です。
食いが弱い時はトレーラーフックを付けておくとバラシを防げます。
それから理由は不明ですが、チャートカラーは晩秋から初冬にかけてクリアーウォーターで威力を発揮します。
コレはスピナベだけでなくクランクでも同じです。