90年代、ストⅡの大成功で各社から雨後の筍よろしく格闘ゲームが乱発されました。
質で言えばストⅡがトップに君臨していて、次にＮＥＯＧＥＯだったかと。
打倒ストⅡ？！
で、当時のゲーセンには毎月のように訳の分からない格ゲーが稼動されました。
当然、人気はストⅡなんですが、やはり新台が稼働すればちょっとやりたくなります。
キャラがハチャメチャで主人公キャラが78歳のババア！
飛び道具がなんと入れ歯！！(>_<)
バリエーションは豊富でストⅡの様に如何にも格闘家的なキャラは少な目でした。
操作性も軽快でゲーム自体の出来は悪くなかったデス。
コレは一応ＮＥＯＧＥＯ系なんですが、龍虎の拳やキングオブファイターヅとは一線を画すマイナー作品。
主人公は空手マン風でまともなんですが、手足が伸びるエヂプト人やナルシストのフランス人など色物キャラも。
中国拳法や忍者、女性格闘家などバランスよく配置されています。
流石にＮＥＯＧＥＯだけあって操作性は抜群でした。
でもやはりというか、龍虎系やキングオブファイターズの陰に隠れたまま消えちゃいました。
コレも人造生命体やダンサー、野生児の女など色物キャラ満載！
技を喰らった相手が吹っ飛んで壁を突き破って画面が広がると言う演出も面白いデス。
注目は2ポイント先取した際に出る、敗者のドクター診断！
軽いのは脳震盪や骨折、酷いモノになると再起不能、頓死、あの世逝きとなる。
そして、史上最強最悪のボスキャラ、ヂェネラル。
未だにヤツを超えるボスキャラは居ないとさえ言われてます。
と言うかＣＰＵ対戦で相手キャラが中ボスを含めて異常に強かった印象です。
当時の他の格ゲーに比べてキャラがかなり大きめ。
操作性は激悪でキャンセル出来ない、斜め後ろタメ出来ないなどなど。
ボスキャラは固有の技を持たず、登場キャラの必殺技を全て？使って攻撃してくる。
当然、ながら流行る事は無く、有象無象の格ゲーの中に埋もれて行きました。
特に人気だったのはバストアップのレイチェル敗北グラフィック。
人気の割に最弱キャラだったので、このグラフィックを見た人間は多いかと。
ちなみにレイチェルの声はコナミの社員だそうです。(笑)
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