ゼブコと言えばスピンキャスト、スピンキャストと言えばゼブコです。
最も有名なモデル33は登場から50年になります。
ゼブコの歴代スピンキャストシリーヅは恐らく100種類を超えます。
正統派もあれば、かなり特殊な物まで。
このモデル11も特殊な部類デス。
ボディカバーはステンレス製でサイヅはモデル33と殆ど同じ。
上部のポッチリはスプールリリースボタンで、押すとハンドルが少し飛び出します。
解除はハンドルを押し込むと言うモノ。
この時点でかなりキワモノ臭が漂います。
後ろ。
本来クラッチのある部分にマーブル模様の部品が見えますネ。
ぢつはコレ、キャストの際、時計回りに回転するんです。( ゚Д゚)
どういうことかと申しますと、このマーブル模様の部品を親指で押さえてサミング出来るんです。
どういう仕掛けかと言いますと、スプールリリース時、ラインに追従してローターが回るんです。
そして、ローターとマーブル模様の部品が同調しており、指で押さえるとブレーキが掛かるんです。
ですからスプールリリースボタンはローターとハンドルを切り離すスイッチなんです。
面白いギミックですが、後継機種が出なかったトコロを見ると、イマイチ売れなかったんでしょうね。
実用はイマイチですが、やっぱアメリカンは面白いデス。
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