仕事柄リールの内部には詳しいです。(笑)
ベイトリールと言うのは昔から内部の構造は大きく変わりません。
メインギアとピニオンギア。
これらがラインの進行方向と同じ向きに回転するだけデス。
ダイレクトリール以降はスプールを切り離す機構が追加されただけで、ギアの駆動は基本的に何処も同じです。
スプールを切り離す"クラッチ"の違いがあるだけデス。
ところが、スピニングリールと言うのは実に様々な駆動方式が存在します。
スピニングリールは縦に入ってきたラインを横向きに巻き取る為、ギアの駆動を90度傾ける形になります。
この90度傾けるというのが曲者で、巻き取りの力が急激に落ちるんです。
ソレを補うべく様々な駆動が考えられましたが、未だに決定打は存在しません。
ただ、現時点では傘歯車(ベベルギア)が最有力候補です。
2強である、D社とS社ともに採用しています。
違いはスプールを上下させるオッシレート機構。
この部分はD社とS社では全く異なります。
巷では色々な論争が起きていますが、まだ決着は着いていません。
もっと効率的で力強い駆動も出来そうなのですが、リールと言うサイヅの決まった箱に収めるのは難しいようです。
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