ヲリムピックと言いますと今はロッドのブランドとして認識されていますが、かつては総合釣り具メーカーでした。
どちらかと言うと私より上の年代の方々に支持者は多いかと。
1931年に日本初の釣り用リールを発明した植野善雄が、植野オール金属製作所という名前で会社を設立。
戦後、植野精工と言う社名に変え、その後社名をオリンピック釣具(株)としますが、後に運動会のオリンピック(IOC?)からクレームが付いて、オリムピック釣具(株)に名前を変えます。(笑)
60年代から70年代の釣りはヲリムピックの独壇場でしたし、釣具店の多くはヲリムピックのトビウオ看板でした。
しかし、80年代に入ると後発メーカーのダイワやリョービ、シマノが一気に勢力を伸ばします。
その頃になるとオリムピックの釣り具はちょっと時代遅れ感が強くなります。
特にダイワの勢いは凄まぢく、いつの間にかヲリムピックの看板は黄色いダイワの看板に取って変わられてしまいました。
確か、80年代に一度倒産の危機があったと思います。
80年代にアブガルシアの販売権を取得して、その頃にマミヤオーピーに社名を変更。
2000年に釣り具事業から撤退してヲリムピックはその歴史に終止符を打ちました。
ただ、竿を作る工場だけはOEMで稼働して生き残っていました。
その後、2004年に再び株式会社オリムピックとして復活を遂げます。
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