トップ用とかクランク用とかルアーのタイプ別の専用ロッドと言うモノが存在します。
しかし、それらを更に深く専門にしたロッドがあります。
ゲーリーヤマモトのグラブ用ロッド。
80年代中ごろに売られていました。
その頃になると中通しのストレートのロッドが主流になりつつある中で、あえてFUJIの脱着式。
ブランクはフェニックス社製を使用していたという事でしたが、そうなるとブランクが肉厚。
そして、FUJIグリップと言う選択の所為でかなり重い。
どう見ても設計が旧すぎて遅れていました。
更にそんな仕様で3万円越えと言う強気の価格設定が祟って、コアなファン以外に見向きもされませんでした。
当時、ゲーリーヤマモト氏はバリバリのトーナメンターでして、BASSのバスマスターヅクラッシックにも出場するほどの腕前！
上位に食い込んだこともあって、その際に使用していたタックルがこのロッドでした。
雑誌などに掲載された写真にも写っていましたが、ソレでも売り上げにはつながらなかったようです。(笑)
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