この世にクランクは無数に存在しますが、わりと似たり寄ったりの物も多いデス。
形や泳ぎにソレほど違いがあるとは思えない物も多く、各社からアレだけ発売されていてもコレゾ!と言うモノにはお目に掛かれません。
私自身、初めてバスを釣ったのがクランクで、それ以来クランクを使い続けていますが、未だに決定打には出会えてません。
それに無数にあるクランクの中から、選ぶのは不可能に近いデス。
ならばいっそう、ベーシックな物をチョイスして使い方にこだわる方が良い結果が出る事が多いかと。
ベーシックなモノは特化した性能は持っていませんが、比較的どんな場面にでも対応できます。
それから、トーナメントでの使い方と趣味の釣りでの使い方も大きく異なります。
ココでは趣味の釣りで陸っぱりスタイルに重点を置きます。
で、ようやく本題。
とりあえず1個持っておくと良いのはダイワのピーナッツ。
正式にはピーナッツⅡ。
今までに何百と言うクランクを使ってきましたが、これ以上にコスパの高いクランクは存在しません。
価格が安く入手も容易、カラバリも豊富です。
5cm、9g、定価は720円。
SSR(スーパーシャロー)SR(シャロー)DR(ディープ)の3種。
カラバリは現在16種類。
720円と言う価格はちょっとしたメーカーのクランクの半値。
更に値引きされている事も多いので600円台で買えるかと。
9gと言うウェイトは、ミディアムクラスのベイトタックルに12ポンド程度のラインでで十分な飛距離が得られます。
潜る水深で3つ持っておけばだいたいは探れます。
1つだけ、ピーナッツはフックが弱いので、交換する事をお勧めします。
価格が安いのでチューニングのベースにもピッタリです。
以下チューニングの1つをご紹介!
コレは長年シークレットにしていたチューニングです。
カバーピーナッツ。
障害物際専用。
前部のフックとリングを取り外してダブルフック化。
後部はフックだけ取り外してアルミ板で作ったペラを付けます。
長めのリップとダブルフックは障害物をかわします。
更にリアのペラは千鳥効果を得られます。
コレが有ればヂグなんて殆ど必要なくなります。
ダブルフックは掛かりが悪いんぢゃあ?
と思うかも知れませんが、データを取ったトコロ、食ってきた魚は9割がた掛かりました。
絶対に根掛かりしないとは言えないので、主に拾ったピーナッツを改造してます。(笑)
ココまでやってしまうと、ピーナッツで探れないポイントの方が少なくなりますよ。